デリバリー

もう1月も半ばを過ぎて、正月気分なんかとっくに抜けたこの時期になんですが、当ブログにおきましては、2025年の第1回目ということで、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。と、今更ながらのご挨拶をしたところで、今更ついでに、皆さんはこの正月はどう過ごされましたでしょうか?

私は暮れにアップした通り、年末年始もいつもと変わらぬ平常運転。晦日に介護施設へ出勤して大晦日は夜勤明け、元旦からまた出勤して2日に夜勤が明けたら、次は清掃の夜勤が2日と3日に入っていた。

清掃の夜勤は、駅構内のフロア(床)の黒ずんだ汚れを荷電水とポリッシャーで除去して白くするというもので、トイレの清掃なら年末年始に関係なく毎日やらないといけないが、床清掃は通常はほぼ週2日のペース。なのであえて正月にやる必要はない。例年だと年末年始は休んでいた。なのに今年はなぜか2日が清掃の仕事始め。つまり2日に介護施設の夜勤が明けたら、その日の夜に清掃の夜勤、というハードスケジュール。まあこれはいつものことではあるにせよ、さすがに正月にこれが入ると、少々気分が滅入る。なんでわざわざ正月に、とブツブツ文句を言いながら夜勤の連チャンの正月を過ごした。

それでも、昨年一昨年は夜勤の合間をぬって築地本願寺でのカウントダウンだったり、2日か3日には七福神巡りをしたりして、それなりに正月気分を味わったものだった。が、今年はなーんもなし。初詣さえ行かなかった。いや、初詣ぐらいはしようと思っていたんだけどね。3日に大阪から帰省した娘が私の店「Mr.Spice」に来てくれたので、そのまま一緒に近くの「蛇窪神社」へ行くつもりだった。

ところが、しかし。今年は巳年、つまりヘビ年だから、白蛇様を祀る「蛇窪神社」は、蛇だけあって長蛇の列。などと下手な駄洒落をいってる場合ではない。それはそれは長~い行列ができていた。あんまり長過ぎて、最後尾には、これ以上並べません、との看板を持った警備員やアルバイトの兄ちゃんまでいる始末。とある情報によると、待ち時間は最長で6時間にも及んだとか。

いやはや、12年に1度しかないヘビ年だから、今年の「蛇窪神社」の参拝客は多いだろうな、とは思っていたが、予想をはるかに超えていた。それにしても6時間って。それだけ時間あれば、三社参りどころか、七福神巡りだってできちゃうぞ。そこまでして並ぶかねえ。たかがヘビごときに、って、いやいや、白蛇様の悪口ではないですよ。

かように、予想を遥かに超えた長蛇の列に呆れながらも、じゃあ参拝はしなくていいから、どんな神社か、だけ見に行こう、と、とりあえず娘と2人で「蛇窪神社」の前まで行った。私は昨年末にブログのための写真を撮りに行ったので神社の境内の様子はわかっているが、娘はもちろん初めてなので。

しかし、やはり、そうだろうなとは思っていたが、当たり前のように境内にさえ入れない。明治神宮とか川崎大社とかみたいな大きな神社ではなく、むしろ普段は人も少ない小さな神社だからね。そんな小さな神社に、12年に1度とはいえ、こんな多勢が大挙して押し寄せて、まあ、神様も白蛇様も龍神様も大変だこと。それにしても、これだけ長い行列なら、その中の1人か2人ぐらいはウチの店に来てくれてもいいのに。と、閑古鳥が鳴いている我が店を顧みると恨めしくさえある。もうちょっと店と神社が近ければなあ。と、埒もないことを思いつつ、さっさと「蛇窪神社」を後にした。

その後は、娘が行きたいと言ったので二子玉川、通称ニコタマへ移動し、ツタヤのオシャレな家電店に入る。娘は会社でプロジェクターをつくる部署に所属しているそうで、その視察が目的だったらしく、他社のプロジェクターをあれこれと見て回りながら、その違いなど解説してくれた。もちろんプロジェクターのことなんか皆目わからず、興味もない私は、ふーん、と肯きながら聞くのみである。しかし、子供だとばかり思っていた娘がいつの間にか、いっぱしの社会人らしくなっていたことに、密かに感慨を深める。

ダイソーの店舗

それからダイソーでちょっと買い物した後、娘と別れた。ほんとは一緒に酒でも飲みたいところではあったが、その夜は清掃の夜勤なので、ぐっと我慢して。その日の夜勤が明けたら、翌日は今度はまた介護の夜勤。てなぐあいで結局、初詣には行かなかった。正月らしいことはなーんもしない正月であった。

まあ正月に働くことには慣れているし、夜勤だけなら、夜勤明けに自由に使える時間が結構あるので、まだいい。しかし今年の正月は、というか、正月明けて5日ぐらいから、もう1つの仕事が加わった。それはデリバリー、つまり出前、またの呼び方は配達、である。自分でも驚くが、なんと私、ウーバーイーツや出前館の配達員と同様、フードデリバリーの仕事を始めたのである。とある事情により、いやおうなしに。

その事情については、説明しだすと長くなるので省くが、簡単にいえば、我が店「Mr.Spice」でデリバリーの注文が昨年12月中頃から急に増えたので、その配達に私も駆り出された、というわけだ。つまり自分の店の手伝いだから、新しい仕事とはいえないかな。しかし、これまで人生でさまざまなアルバイトをしてきた私であるが、配達員の仕事は一度もないので、そういう意味では新しい仕事だし、初体験ともいえる。人間いくつになっても、私のような歳でも、初めての体験というものは、あるんだねえ、意外と。

それにしても、なぜ急にデリバリーの注文が増えたのか?その理由ははっきりしているが、これも詳細はややこしいので割愛。またいずれ機会があれば書くが、とにかく、それまでは忘れた頃にポツポツとしか入らなかったウーバーや出前館の注文が、面白いように、とは言い過ぎだけど、多いときには1時間に2、3本は入るようになった。

振り返れば、もともと、店を開く前から、デリバリーの注文はそれなりに入るだろう、という目論見はあった。それが今の場所を選んだ理由の1つ、といっても過言ではない。ところが豈図らんや、開店して3カ月ぐらい経っても、なかなかデリバリーの注文が入らない。とくに出前館がダメ。ウーバーはポツポツながら少しは入るが、出前館はうんともすんとも言わない。事前にウーバーより出前館の方が注文は多い、と聞いていたのに、話が違うではないか。

その原因は明らかだった。出前館は配達員がいない、という理由でほとんどの時間を受付停止していたのだ。ではどうしたらいいか。店を任している私の相棒は、横浜にある自分の店での経験があるから、そのへんはさすがに心得ていて、だったら配達員を自前で用意すればいい、という。

私は知らなかったけど、ウーバーや出前館の配達員は、ウーバーや出前館が雇った配達員だけでなく、個々の店で配達員を用意する場合もあるんですね。注文はウーバーや出前館で受けて、配達は店の店員や店が雇った配達員が行う、というパターン。ついでにいうと、ウーバーイーツは注文が入るごとに、ウーバーの配達員にお願いするか、自社配達するか、を選んで切り替えができる。しかし、出前館はその切り替えができない。予め、出前館の配達か、自社配達か、を決めておかなくてはいけない。

で、出前館の配達だと一向に注文が入らないので、自社配達に切り替えるわけだが、その手続きにかなりの時間がかかった。手続きだけなのに腹立つね。また、配達員の確保は今流行りのタイミーやシェアフルなんかを使うわけだが、その体制を整えるにも時間がかかり、もどかしい思いをしつつも、ようやく、やっとのことでその体制が整い、自社配達がスタートしたのが前述したように昨年12月の半ば頃。もっと早くしていれば、とは思うが、まあしょうがない

もっとも、出前館に対して自社配達へ切り替えの交渉をしたり、自前の配達員の確保など、一連の対応はすべて相棒であり店長を任せているスリランカ人の彼がやったことで、私は例によってなんもしてないが、彼じゃなかったらもっと時間がかかっていただろうし、最悪、今でも対応できずに指をくわえて見ているしかない状況だったかもしれない。そこはさすがの経験者であり、英断であった、と思う。

それでもまだまだ完璧な対応とはいえず、せっかくの注文を取りこぼす(配達員がいなくて断る)こともあるし、たとえ取りこぼすことなくすべての注文を受けたとしても、それで黒字になるまではいかない。飲食店って、儲からない商売だねえ。でもまあ、この調子でデリバリーの注文が増え続けてくれれば、利益が出るまではまだほど遠いが、それまでの膨大な赤字垂れ流し状態からは脱却できそうで、ホッとしている。

ウーバーイーツの配送

あ、デリバリーが急に増えた理由はややこしいので割愛、と言ったくせに、結局書いてしまった。書いてしまえばさほどややこしくはなかったな。要は配達員を自前で用意すれば、注文は入る、ということ。だけど、これも言うは易く行えば難し。タイミーやシェアフル、メルカリなんかで配達のアルバイトを募集しても、なかなか都合よく揃わない。

というか、応募はそれなりにあるみたいだけど、応募したくせに来ないヤツがいたり、来てもバイクに乗ったことがないとか、配達したことがないとか、つまり使えないヤツが多い。ひどいのでは、スマホの充電が切れたとかなんとか難癖つけて配達に行こうとしないヤカラもいた、らしい。後で聞いた話だけど。そんなの、一体何しに来たんだ?と言いたいよね。タイミーとかシャフルとかは、働きやすいというので人気のようだけど、そのぶん当たり外れが大きいので、利用する機会がある方は注意された方がいいですよ。

で、そんなアルバイトの配達員がいないときに注文が入れば、私の出番となる。私が自ら配達すれば、バイト代がかからないから、店の運営にとってもプラス。そのぶん利益が増えるのだから、そりゃ店長としたら、できるだけ私に行ってほしいよねえ。一方、私も店の利益が増えれば嬉しいのは当然、というか、これでも一応オーナーなので利益は出さねばならぬ。そのためにできることはなんでもやるつもりだから、配達だろうがやぶさかではない。

と言いつつ、けども、やねえ。私だってこれまでフードデリバリーなんてやったことがない。未経験者である。運転免許は持っているのでバイクの運転できるが、今まではずっとクルマばかりで、バイクの運転なんて、免許をとったばかりの頃に人のを借りて2,3度ぐらい。つまりほとんど初心者で、二輪車の交通ルールさえよくわかっていない。都内だと二段階右折とかややこしいからね。

しかも、自家用車を手放してからもうかれこれ10年近く経つが、その間ほとんど都内では運転しておらず、そのうえ店がある品川区近辺の土地勘がまったくないので、近道や抜け道を知らないどころではない。走る道のほとんどが初めてで、東西南北はもとより、大まかな方向さえわからない。

つまり、先ほどアルバイトが使えないヤツが多い、と文句をつけたくせに、なんのことはない、私自身が一番使えないヤツであった。ことデリバリーに関しては。それは店長もわかっていて、あえて私に、行け、とも、行ってほしい、とも言わない。その一方で、いつの間にやらどこからか古いバイクを持ってきて、聞きもしないのに私に使い方を説明する。つまり、言葉では行けとは言わないないくせに、態度では行ってほしさがありまくり、というか、もはや、さあ、行け、といわんばかりである。

それでも私が、うーん、できれば行きたくはないなあ、と、これも言葉には出さないがそういう態度でいるうち、デリバリーの注文が入った。まだアルバイトは来ていない。すると店長は、イイヨイイヨ、ワタシガイクネ、と言い、率先して配達に出かけた。あ、彼の言葉をカタカナで表記したのは、ただ外国人だから、というだけの理由で、実際は彼は発音もイントネーションも完璧な日本語をしゃべります。

そんなことされたら、私も知らんふりはできないよねえ。だって、店では店長として料理以外のほぼすべての仕事をこなす忙しい彼よりも、店ではなんもしない(なんもできない)役立たずの私の方が、配達に行くべきなのは、誰の目にも明らかである。いくらオーナーといえども、どうせ名ばかりオーナーなんだし、ここまでされてなお配達を拒否するほど、私は傲慢ではない(と自分では思っている)。というか、行け、とも、行ってほしい、とも一言もいわず、態度や行動で自然と私に、じゃあオレが行くよ、と言わせる彼がうまいよねえ、やり方が。

かくして、うまいこと店長にのせられて、いざ、この歳になって人生初のフードデリバリーへ、慣れないバイクを操り、颯爽と飛び出した。のはいいが、当然のごとく、最初からうまくはいかない。案の定、迷って迷って迷ってばかり。なにしろ、前述のように道を知らず土地勘もないから、頼りはスマホのナビのみである。このナビがあまり信用できない、というのは使ったことがある人ならお分かりだろう。

それでも他に方法はないので信用する他なく、ナビの指示通りに進めば、行っては戻り、戻っては行っての繰り返し。しかも、スマホはホルダーでバイクに取り付けるなどの準備もなく、せめて首から下げていればすぐ見れるが、それもなく、見るにはいちいちバイクを停めてポケットからスマホを取り出さないといけない。そりゃ時間かかってしょうがないよねえ。

それでも1件、2件となんとか届けているうち、あることに気が付いた。いや、もっと早く、というより、最初から気付けよ、と自分を叱りたくなるほど簡単なことであるが、グーグルマップのナビの経路を、バイクだからクルマ用に切り替えないといけないのに、そのまま徒歩用のナビ経路を使っていたのだ。そんなことも気が付かないとは、お恥ずかしい。

ところが、気が付いたはいいものの、その切り替え方がわからない。そこで一旦店に戻ったタイミングで誰かに聞いて切り替えよう、と思ったが、店に戻るとまた次の注文が入っていた。ええい、ままよ、とスマホの切り替えは後にして、再び店を出た。が、これが大失敗だった。

1件目2件目はたまたまわかりやすかったようでなんとか届けられたが、3件目はちょっと場所が遠いうえに、幹線道路を通らず下町のゴチャゴチャしたところを通され、ドツボにハマった。東京の下町って、一方通行が多いでしょ。ナビが徒歩用だと一歩通行とか関係なく近いルートを示すが、バイクだと一方通行などの交通ルールは守らねばならぬ。

従って、ちょっと進んでは一方通行に妨げられ、迂回してはまた一通、の繰り返し。ようやく駅まで出た、と思ったら、駅の反対側に行くルートをどうやっても示してくれない。徒歩用だと階段とか歩道橋とか商業施設の中とか、バイクではいけないルートばかりなんですね、駅周辺は。

ここに至って、私、ついにギブアップ。もう無理だ、と、泣きを入れようと店に電話を、かけようとしたが指がかじかんでダイヤルを回せない。もとい、スマホ画面のボタンを押せない。ちょうどそのとき、逆に店から電話かかってきたので、受けるだけならなんとか受けると、客から遅い、とクレームが入ったらしい。なので私から客に電話して状況を説明してほしい、と言われた。半分泣きながらそれを聞いた私、ついカッとなって、半分怒りながら、電話なんかできねえよ!と怒鳴った。自分が悪いのに、感情的になって、まあ、お粗末な話である。

自分でいうのもなんだけど、普段はそんな感情的になることはあんまりない私にしては珍しく、怒号にも似た言葉を聞いて、すぐさま状況を察知した店長が、店から客に電話して謝ってくれて、注文は当然キャンセルになったものの、その後は何もなく、つまり私は未配達のまま、スゴスゴ引き返した。後で聞けば、客は配達員から直接連絡しないと、信用しない、らしい。

スマートフォンのナビのイメージ

そりゃまあ、そうか。今はナビがあるから、時間が遅れることはあっても、結局届けられない、なんてことは、事故でもない限り、ないだろうからなあ。まさか、ナビのクルマ用と徒歩用の切り替え方がわかりませんでした、なんて言い訳もできない。恥ずかしくて。これでデリバリー客の信用を1つ、失ったことになるが、まあしょうがない。ただ、私はこれでも一応オーナーだから、オーナー自身の失敗は誰からも怒られない。文句を言う人はいない。けど、そこでホッ、としてちゃいかんよな。自省せねば。

幸い、未配達は前述の1件だけで、あとは今のところ、とりあえずはちゃんと届けられている。相変わらず迷うことは多く、慣れている人に比べるとかなりに時間がかかってはいるけどね。そうこうするうち、アルバイトも次第に揃ってきて、最初の頃のよぅに1人で4件も5件も走り回ることはなくなり、ずいぶん楽にはなった。

と、まあこんな感じで、今年は新年早々から慣れぬデリバリーの配達を頑張ってます。もちろん介護や清掃の夜勤は続けているので、その合間、夜勤明けなど時間があるときだけだけど。例えば介護の夜勤があるときは、介護施設で17時間働いて、終わればその足でひとっ風呂浴びて、サウナで汗を流して(たいてい大井町の「お風呂の王様」で)、それから店へ行き、配達員となる。これが営業時間終了の22時頃まで続けば、休憩は挟むものの、延べ30時間近く働き続けることになる。

けど、アルバイトが来るようになってからは、まず先にアルバイトが配達に行き、私は2件同時に注文が入ったときなど、もう1人配達員が必要になったときに行くぐらい。つまり補助的な役割となって、それまでは休む間もなく店に詰めていたのだが今はその必要もなく、店にいても日に1件か2件ほど配達すれば事足りるようになった。

それで言うのもなんだけど、デリバリーって、大変な仕事ですねえ。なにしろアルバイトが来る前までの2~3週間ほど、私が1人で配達に出ていたときは、仕事が終わって家に帰ってもただ寝るだけで、他はなんもできなかったからね。一旦寝たら次の夜勤の出勤時間ギリギリまで起きれず、遅刻しそうになったことも何度かあった。やっぱり疲れが溜まっていたんだろうね。バイクの運転って、運転自体はさほど体力は使わないようにみえるけど、あとになってずしっと疲れがくるね。私はそう感じた。

いや、バイクならまだいい。アルバイトが来るようになると、1台しかないバイクはアルバイトが使うから、店の隣の隣にある自転車屋で新たに自転車を1台購入し、バイクが出払っているときは自転車を使うようにした。1万8000円だったかな?ちょっと高かったが、その自転車屋さんの主人とは仲良くなってよく立ち話をする間柄なので、他から買うのはしのびない。まあこれも商店街への貢献の1つだと思って。

この自転車での配達がまた、疲れるのよ。今は寒いから目一杯着込んでいくけど、内側では汗をかく。外は寒風に晒され、中は蒸れ蒸れ。疲れるというか、風邪ひくよね。ウーバーイーツや出前館の配達員は、よくやってますなあ、と、改めて思う。自分がやってみて、その苦労がよくわかった。

そのわりに、儲けは少ない。具体的な金額はここでは伏せるが、配達員は割に合わない仕事だと思う。逆に店にとっても、デリバリーは儲かる、とは到底いえない。ウーバーや出前館の配達員を使えば出前1件につき3割はとられるし、アルバイトを使えば時給で1300円ぐらいはかかる。しかも、アルバイトを雇った時間帯に途切れず注文が入ればいいけど、入らなければ待機している時間がムダになる。今はそういう時間があればチラシ配りなどお願いしているが、それは儲けにはならないからね。デリバリーは儲からない。黒字はまだまだ遠い。

それでも、まあ、今は利益よりも売上高を上げることが優先だ、と思っているし、そう思えば、順調に売上は上がって来ているので、しばらくはこれで様子をみるつもり。開店してから2~3カ月ぐらい、客が来なくてヒマしている時間に比べたら、利益は薄くても忙しいほうがいい。と思っている。

そんなわけで、新年早々意外にも結構忙しく、年明けて1回目のアップが今頃になって申し訳ない。次からはもう少し更新頻度を増やします。と、恐らくできないであろう約束をしつつ今回はこれにて。今回は写真がなくてすいません。次回以降はまた写真もできるだけ載せていこうと思ってます。ではまた。